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【マイクラPS4】第1話 異世界召喚!? これで俺もモテモテ無双

第1話 異世界召喚!? これで俺もモテモテ無双

木々が風に揺らぐ音が聞こえる……

スズメたちの鳴く声も聞こえる……

知ってるか? スズメが朝鳴いてるのは縄張り争いしてるんだぜ……

あんな華奢な体で毎日血みどろの抗争を繰り広げてるなんて信じらんないよな……


明るい光が俺の頬を撫でているのに気づく。

――そうか、もう朝なのか。

今日は修学旅行に行く日。

京都で寺社仏閣を巡るというのが学校側の建て前だが、そんなことはどうでもいい。

自由行動でUSJに行くのが俺の目的だ。

知ってるか? USJ。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの略だ。

ユニバーサルの意味は良くわからないが実に俺によく似合いそうな響きじゃないか……

おっと、自己紹介が遅れたな。

俺の名は宮本正継、どこにでもいる普通の高校2年生だ。

マサツグ様とでも呼んでくれよな。

さて、そろそろ起きるとするか。

どこやねん

俺だけ先に京都にきてしまったのか?

「そうだ、京都に行こう」も目じゃねーよ、急すぎんだろ。

いや……よく見ると何もかもが四角い気がする。

そして木々が茂っていてすごく田舎だ。

ここから考えられることは3つ。

――俺はまだ夢の中にいる。

――俺は異世界に飛ばされてしまった。

――俺は埼玉に飛ばされてしまった。

果たしてどれなのか考えあぐねていると1匹の四角い狼があらわれた。

彼のあとをついていってみるとそこには……

大きな湖があった!

ちょうど喉が渇いていたところだ、ありがたく頂くとしよう。

俺は水辺に近づくと湖をそっと覗き込んだ。

え?

え、これ俺なの……?

うっそやろ? おっさんやん? マジで?

なんかヒゲもっさもさ生えてるし、ボロボロの服着てるけど問題は……

ハゲてるじゃん!

勉強も運動もできない俺の唯一の自慢だったふっさふさの髪の毛が……

俺の…俺の…

うおおおあああああああああ!!!

これは夢だ! 夢なんだ!

俺がッ! 起きるまでッ! 木を殴るのを止めないッ!

自暴自棄になった俺が殴り続けていると異変が起きた。

木が壊れた。

そして、拳は全然痛くない……。

――ふむ、ここで一旦整理してみよう。

どうやら俺は起きたときに異世界に飛んでしまったらしい。

見た目はハゲたおっさんになってしまったが、木を破壊できる能力を得たようだ。

なんだよ、その微妙な能力。

せっかく異世界に飛んだのなら20倍の戦力を包囲殲滅できる能力とかポンプアクションショットガンを使いこなせる能力とか女の子にモテモテになる能力とかさぁ……

俺、毎晩そんな能力を手に入れて無双する妄想しながら寝てるのに。

木を素手で破壊できる能力ってなんだよ……

元の世界でも室伏広治ならできるじゃないか、異世界でわざわざ習得することなのか。

そんなことをとりとめもなく考えていると次第に日が落ちてきた。

――日が落ちてきた。

それがどんなに恐ろしいことなのか、まだ俺はよくわかっていなかった。

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